ここでは玄米リブレフラワーの腸内環境改善効果について述べています。
玄米は腸内の環境を改善するのに有効な食材だと考えられますが、玄米の短所を克服したのが玄米リブレフラワーです。
リブレフラワーとは、独自製法で高温焙煎し、25ミクロンに微粉末化した玄米のことですが、玄米リブレフラワーは、優れた栄養食として、毎日の食生活に簡単に採り入れることが可能です。
まず、玄米には食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には、便の構成要素となり、便量を増やす腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にして、消化物を速やかに移動させたり、発がん物質、有害菌、有害物質を吸着して、便として排泄したりする働きがあります。
つまり、便秘の予防・改善のために食物繊維は非常に有効なのです。しかし玄米の食物繊維を摂るうえで、ひとつ注意点があります。
それは、玄米だけで食物繊維を摂らないということです。
その理由は、玄米の食物繊維は水に溶けにくい不溶性であるため、玄米だけから食物繊維を摂ろうとすると、かえって便秘になってしまう可能性が考えられるからです。
そのため、玄米で食物繊維を補おうとする場合は、水溶性の食物繊維もある程度摂ったり、水を普段より多めに飲んだりすることが重要です。
ちなみに玄米は古来から日本人の主食であり、健康的な生活を支えてきたと言われています。
その玄米には豊富な栄養素が含まれており、玄米の糠(ぬか)には、食物繊維以外にも、ビタミンEやビタミンB群、鉄や亜鉛などのミネラル類などが白米よりも多く含まれていることがよく知られています。
しかし、玄米に含まれる「アブシジン酸(ABA)」は細胞内のミトコンドリアの毒になるため、玄米を食べる時はこのアブシジン酸を無毒化して食べる必要があると言われています。
もし無毒化しないと細胞内のミトコンドリアの機能が弱まり、その働きが低下してしまうとされているのです。
細胞内のミトコンドリアは人間のありとあらゆる生命活動に必要な「ATP」と呼ばれるエネルギー通貨を必要な分だけ生み出しており、細胞の新陳代謝やエネルギー代謝にも深く関わってくるため、ミトコンドリアの働きがアブシジン酸によって低下してしまえば、そのぶん体調不良に陥ったり、様々な病気の発症の原因になっしまったりする可能性が否めません。
ですが、アブシジン酸(ABA)のために玄米を食べないようにする必要はなく、このアブシジン酸(ABA)を取り除く方法が三つ存在しています。それは以下の通りです。
(参考 鶴見隆史『「酵素」の謎』)
しかし、玄米リブレフラワーであれば、玄米の難点が見事に解消されているため、優れた栄養食として、毎日の食生活に簡単に採り入れることが可能です。
リブレフラワーとは、独自製法で高温焙煎し、25ミクロンに微粉末化した玄米のことです。
この玄米リブレフラワーのメリットの効用について、酵素栄養学の第一人者として知られている鶴見隆史氏は以下を挙げています。
(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』 p229)
(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』より)
特に玄米リブレフラワーは腸内の毒素を排出するデトックス効果が強いとされています。このことに関して、前述の鶴見隆史氏は『現代版 食物養生法』のなかで以下のように述べています。
この超微細なパウダー状の粉末が腸内を被い、毒素吸着を行ないます。リブレフラワーを電子顕微鏡で見ると、多孔化(穴が開いている)して見え、その穴が何と開閉しているというのです。このことからも毒素吸着力はさらにアップし、臭くない太い便がしっかりとふだんの二倍も出てくるのです。
(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』 p231~232)
そのため、玄米リブレフラワーは腸内環境の改善や腸のお掃除や免疫力のアップにおすすめなのです。